2019年5月 MSパッチ
2019/5/15:初版
==============================================
2019年5月15日にマイクロソフトからMSパッチが公開
詳細
2019 年 5 月のセキュリティ更新プログラム (月例) – 日本のセキュリティチーム
セキュリティ更新プログラムガイド
https://portal.msrc.microsoft.com/ja-jp/security-guidance
各マシンに落ちてきた更新プログラム
不具合情報
既知の問題1
マイクロソフトと McAfee は、McAfee Endpoint Security (ENS) Threat Prevention 10.x、McAfee Host Intrusion Prevention (ホスト IPS) 8.0、または McAfee VirusScan Enterprise (VSE) 8.8 がインストールされているデバイスに関する問題を特定しました。 この更新プログラムをインストールした後に、システムの起動が遅くなる場合や、再起動時にシステムが応答しなくなる場合があります。
対策1
現在、マイクロソフトは McAfee と共にこの問題を調査中です。
McAfee をご利用のお客様向けガイダンスについては、次の McAfee サポート記事を参照してください。
McAfee Security (ENS) Threat Prevention 10.x (英語情報)
McAfee Host Intrusion Prevention (Host IPS) 8.0 (英語情報)
McAfee VirusScan Enterprise (VSE) 8.8 (英語情報)
■Windows 10 RS5 (バージョン1809) Home
不具合情報
既知の問題1
この更新プログラムをインストールした後に、可変のウィンドウ拡張を使用するように構成された Windows 展開サービス (WDS) サーバーから、Preboot Execution Environment (PXE) を使用してデバイスを起動しようとすると問題が発生することがあります。 この問題により、イメージのダウンロード中に WDS サーバーへの接続が中断することがあります。 この問題は、可変のウィンドウ拡張を使用していないクライアントまたはデバイスには影響がありません。
対策1
この問題を緩和するには、次のいずれかのオプションを使用して、WDS サーバー上の可変のウィンドウ拡張を無効にします。
オプション 1:
管理コマンド プロンプトを開き、以下を入力します。
Wdsutil /Set-TransportServer /EnableTftpVariableWindowExtension:No
オプション 2:
Windows 展開サービス UI を使用します。
Windows 管理ツールから Windows 展開サービスを開きます。
サーバーを展開し、WDS サーバーを右クリックします。
プロパティを開き、[TFTP] タブの [可変のウィンドウ拡張を有効にする] をオフにします。
オプション 3:
次のレジストリ値を 0 に設定します。
“HKLM\System\CurrentControlSet\Services\WDSServer\Providers\WDSTFTP\EnableVariableWindowExtension”。
可変のウィンドウ拡張を無効にした後は、WDSServer サービスを再起動します。
マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。
先月もありましたね
Windows 展開サービス (WDS) の機能で可変のウィンドウ拡張関連。
既知の問題2
名前の変更など、クラスター共有ボリューム (CSV) 上のファイルまたはフォルダーに対して実行する操作によっては、“STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)” というエラーで失敗する場合があります。 このエラーは、管理者特権を持たないプロセスから CSV 所有者ノードに対して操作を実行したときに発生します。
対策2
次のいずれかの操作を行います。
管理者特権を持つプロセスから操作を実行する。
CSV 所有権を持たないノードから操作を実行する。
マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。
先月もあり、 Hyper-V関連
既知の問題3
Microsoft Edge またはその他のユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリケーションから印刷しようとすると、"プリンターに予期しない構成の問題が発生しました。 0x80070007e" というエラーが表示されることがあります。
対策3
Internet Explorer など、他のブラウザーを使用すると、ドキュメントを印刷できます。
マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。
Edgeでの印刷は控えましょう
必要な場合はIEで。
既知の問題4
KB4493509 をインストールした後、一部のアジア言語パックがインストールされているデバイスで、"0x800f0982 - PSFX_E_MATCHING_COMPONENT_NOT_FOUND" というエラーが発生することがあります。
対策4
最近追加された言語パックがある場合は、アンインストールして再インストールしてください。 手順については、「Windows 10 で入力および表示の言語設定を管理する」を参照してください。
[更新プログラムの確認] を選択し、2019 年 4 月の累積的な更新プログラムをインストールします。 手順については、「Windows 10 を更新する」を参照してください。
注: 言語パックを再インストールしても問題が緩和されない場合は、次の手順で PC をリセットしてください。
[設定] アプリの [回復] に移動します。
[この PC を初期状態に戻す] 回復オプションの [開始する] を選択します。
[個人用ファイルを保持する] を選択します。
マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。
言語パックをインストールしている場合は確認ですね。
既知の問題5
KB4494441 がデバイスに 2 回インストールされるという報告をお客様からいただいています。
状況によっては、1 つの更新プログラムをインストールするために複数回のダウンロードと再起動手順が必要です。 インストールの 2 つの中間手順が正常に完了すると、[更新履歴を表示する] ページに、インストールが正常に完了したという報告が 2 回表示されます。
対策5
お客様が何か操作する必要はありません。 更新プログラムのインストールには時間がかかり、複数回の再起動が必要になることがありますが、中間のインストール手順がすべて完了すると、更新プログラムは正常にインストールされます。
[更新履歴] に最新の累積的な更新プログラム (LCU) のインストールが正しく反映されるように、マイクロソフトではこの更新プログラムのエクスペリエンスの向上に取り組んでいます。
特に気にしなくてよさそう。
■Windows 10 RS5 (バージョン1809) Pro + Office 2010
不具合は上のHomeを変わらないので省略
==============================================
検証マシンについては コチラ